お知らせ

  • 2018.2.2
  • イベント

【開催報告】第2回インキュベーションセミナーin会津

1月25日に、第2回インキュベーションセミナーin会津を開催致しました!
近年まれに見る大寒波と大雪…そんな中でも約70名の方が会場にお越し下さいました。

今回のセミナーのテーマは会津地域に求められる「ブランディング」ということで、
「会津」という地域を内部だけでなく、

外部からの視点を加えて双方向の視点から見つめなおし、
どんなところに本当の価値があり、それを発信するための手法について、
講演会・パネルディスカッションを通し、幅広い意見が出揃った場となりました。

第1部は、人気酒造代表取締役 遊佐勇人氏の講演会

海外での日本酒の展開の先進者である遊佐氏からは、ブランディング手法はもちろん、

その基礎である「そのものの本当の価値を考える」ということを学びました。
例えば、「日本酒は、最も質が高く、最も後発の酒で、最も難しい製造過程である」。
味だけでなく、その製法・素材・環境自体が、外国においても魅力的だということ。
日本酒発祥の日本国内以上の価値・評価を海外ではもらうことも少なくないというお話は、「会津」の非常に大きな価値のひとつであることを再確認できました。


続いて第1部特別講演として、

クールジャパン機構エグゼクティブディレクター 長井延裕氏にご登壇頂きました。

 

その地域に合った形で、本当の魅力を、適正な価格で提案=ブランディングすること。
そのためには、強い意志を持ち、地域の人々自身が繋がっていくことが大事だと痛感。


第2部は、様々な業種の方々をお呼びしてのパネルディスカッション。
株式会社一十八日 代表取締役 宝力 絢氏
榮川酒造株式会社 取締役 宮森 優治氏
NPO法人 素材広場 理事長 横田 純子氏

クールジャパン機構の長井氏にも続けてご参加いただきました。
ファシリテーターはわれ等が代表取締役社長の満田が担当。

皆さんそれぞれの立場から、会津の魅力・ブランディングについて討論頂きました。
一貫していえるのは、地元で感じる魅力と外側から見る魅力は違ったり、地元では近すぎて気づいていない場合があるということ。


本当の価値を見つけるためには、外部の見方を取り入れることが必要。
でも、発信するためには、その中身を深く知っている地元の人間が結束し、
その地域に合った手法を構築していく必要があるのだと思います。
その両方を繋ぐ役割として、今年もAAAは邁進していきます!!

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