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  • 2018.11.22
  • その他

観光地MP 海外視察~オーストリア・ザルツブルグ編~

いやぁ、とても良い天気でした!!

山上のホーエンザルツブルグ城が青空に映えます!


我々AAAが取り組んでいる観光地マスタープラン整備事業の一環で、11月10日~11月15日の5日間、オーストリアのザルツブルグ市・ハルツシュタット・インスブルックを視察訪問してきました!


スケジュースとしては、

10~12日 ザルツブルグ

13日   ハルツシュタット

14~15日 インスブルック

という流れで、ザルツブルグ市を中心に視察を行いました。


今回なぜザルツブルグという地を選んだかというと・・・

①人口が約15万人であり、会津若松市とほぼ同じ人数。

②古い町並みや歴史・伝統を観光資源にしている。(モーツァルトの生まれ故郷、市内に城がある etc.)

③近隣に湖や山がある。

・・・など、会津に似通った条件がいくつもあり、かつ年間の観光客数が700万人いる、という私たちが目標にすべき観光地だったためです。


 現地で通訳・ガイドの方にオーストリアの観光名所や観光局でのヒアリングに同行していただき、様々な発見や文化の違い、日本・オーストリアそれぞれの長短所を知ることができました。

 この「観光ガイド」という職業ですが、オーストリアではガイド用の国家資格を取得しないと観光客を案内することができないようです。

 正しい知識・マナーを身につけて、ガイド全員が統一された内容の案内を行う。

これって確かに大切なことですよね。人によって説明することが違っていたら観光客は混乱します。twitterやFacebookのような全世界へ発信できるツールが溢れるこの時代、観光客同士で確かな情報を交換してもらうことが観光地としては求められます。

 これは本当に観光大国だからこその制度だと感じました。日本も見習わなくてはいけませんね・・・。


 今回視察を行う中で感じたのは、古い町並みや景観を残しつつも、ITなどの近代的なツールをうまく融合させているな、という印象です。

 歴史的な建物が並ぶような通りにあるバス停は、「後何分でそのバスが到着するか」がわかるシステムが組み込まれた停留所看板が立っています。

 また、ザルツブルグ市で販売している「ザルツブルグカード」は、24時間・48時間・72時間の3種類の有効期限があり、その期間中は、観光名所の入場料金やバスの運賃が割引または無料になったりします。そしてありがたいことに各場所で無料Wi-fiも用意されています。

 景観を大事にしすぎてなかなかデジタルなツールが馴染まなかったり、逆に近代的になりすぎたりする場合が多いと思いますが、ザルツブルグは特に住み分けをするわけでもなく、うまく融合していました。


やはり観光大国ということもあり、外国人も過ごしやすい環境に整備されているのだと思います。


ザルツブルグ編はとりあえずここまで!

ハルツシュタット編・インスブルック編はまた後日アップします。

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